旅の持ち物

 二輪旅のパッキングには限界がある。しかし長旅をするからといって今までの生活をすべて捨ててしまうのもそれはそれで寂しいかもしれない。なので、持って行けるものはなるべく持って行く。
 工具に関してはかなり用心深く、あらゆるトラブルを想定して用意しておく。自分でできる修理は少ないけど、道具さえあればチカラを借りることも貸すこともできる。
 パッキング方法は、用途別に小分けし、いつでも取り出せるように。また、防水が必要なものは対策を施しておく。万が一、衝撃があった場合、被害を最小限に防げることになるし。


積載方法
 パッキングアートと呼ばれる旅バイクの荷物。誰もが同じ荷物を積むわけではなく、旅人のオリジナリティが出る場所としてつい気になってしまう。
 自分のスタイルは、カラーリングと防水性へのこだわり。以前はテントやマットをバラバラに積載していたが、一つのバッグにまとめることで全体のシルエットが統一できた。
 積載方法は、コンテナバッグに防水バッグをベルトで固定し、全体にツーリングネットを被せ、カッパや小物類を挟み込む。サイドバッグはヒートガードやコルク材をバイクに当てて熱対策をしている。


■ ラフ&ロード AQA DRYコンテナ
 防水性がバツグンな上に70リットルの容量をもつ。中には箱状のウレタンマットが入ってるので形崩れ・衝撃にも対応できる。固定も前・横・後と6点止めできるなど、メインバッグとしての機能は申し分ない逸品。
 また、上部に長めのバンドがついているので、防水バッグを固定している。

■ JTC COURSE防水バッグ
 固定器具もない、普通の防水バッグ。テント、マット、ドカシーを収納し、このバッグを取り出せば寝床は即確保できる。

■ アルミアタッシュケース
 以前使っていたモバイルバッグはどうしても雨がしみ込んでしまい、乾燥が面倒だったのでアルミ製のアタッシュケースに変更。やっぱり雨が強い日は侵入してしまうが、防水対策は万全なので問題はない。
 バイクへはベルトで固定しているだけだが、ケース本体と南京錠で盗難防止対策をしている。
※モバイル関連は「モバイライダーV3」を参照

■ ラフ&ロード AQA DRYサイドバッグ
 前回の旅で悩まされたのがサイドバッグの防水性。リアタイヤに巻き込まれた雨が容赦なく入り込むので、完全防水が必須となる。中が袋状になっているため容量は14リットルと少ないが、それを補うくらい防水性が高く重宝している。
 右側・マフラーのある方には生活用品などの軽くて熱に影響されない物を収納。左側・サイドスタンドがある方には工具やガソリンリザーブ缶などの重量物を収納。
※旅の前半を終了した時点で完全防水。かなりの雨の中を走ったが浸水はまったく無し。

■ ラフ&ロード マップケース
 A6版マップが収納できるハンドルバー取り付けのオフ車用マップケース。ポケットもいくつかあり、手帳やチケットなんかも収納可能。
 ちなみに防水性は全くないので、雨天時にはビニール袋で覆う。

■ テント
 MAGIC MOUNTAIN社のALPINE LITE 1〜2人用。山岳用で入り口が狭く、開閉もストラップなので出入りに難があるが、中の広さはまあまあ快適。

■ マット
 アコーディオン式に折り畳め、収納性が良いZレスト。快適性はエアマットより落ちるかもしれないが、デザイン的に優れているので手放せない、お気に入りの逸品。

■ シュラフ
 冬場は毛布も付いてる封筒型を使用していたが、夏用はマミー型を持っていたので収納性が良くなった。また、念のため予備シュラフも持ち歩き、二重にすれば寒さも結構凌げる。

■ 工具
 車載工具に柄の長いレンチなどをプラス。タイヤ関係はタイヤレバー、予備チューブ、携帯空気入れ、パンク修理剤、固定スタンドなどを用意してパンク対策は万全。その他、チェーンオイル、潤滑油なども携帯し、日々のメンテナンスができるように。
 ガソリン関係は、1リットルのリザーブ缶、移し替え用の吸排ホースなど、タンクが小さいためガス欠対策は入念にしておいた方が安心して旅ができる。

■ キャンプ用品
 折り畳み式のコールマンのアルミテーブル。広げると横60cm高さ30cmと、パソコンを使うにはちょうど良い大きさでテント内でも邪魔にならない。折り畳んでもちょっとした収納スペースができるので調理器具などを入れている。
 イスは折り畳み式の小さいもので、リアバッグにもスッポリ収まる。
 100円ライターを差し込んで使用するポケットトーチは収納性、経済的にも良い上、ガスバーナーより扱い方も簡単なので便利。
 水に関しては飲み水用の水筒と、汲み水用の2.5リットルウォーターバッグを携帯。
 ヘッドランプは電球切れが無いLEDタイプのもの。以前収納時に誤って点灯していて一日で電池を消耗させてしまったため、ボックスごと電池を外すようにしている。

■ ストーブ
 キャンプテンスタッグのガスストーブは収納性も良く安価で使いやすい。ガスカートリッジは純正のものだと入手方法や経済的にも面倒なため、「つめかえ君」にて家庭用ガスカートリッジを移し替えられるようにしている。
 前回使っていたガソリンストーブはススが出るのと重いので使用を止めた。

■ 食料品
 缶詰や棒ラーメンなど収納性が良いものを常に携帯。お米は無洗米を使用し、ペットボトルに詰め替え飛散と虫付きを防止している。
 自炊もするので調味料は一通り揃えて、味に変化を付けられるようにしている。

■ 食器
 スノーピークのアルミ製コッヘル4Pセットと、20cmのフライパンがあれば大抵のものは調理できる。

■ 生活用品
 洗面用具に乾電池式のシェーバーなど。裁縫セットはあまり使わないだろうが、万が一に備えて携帯。
 医療用品には包帯や傷薬、基本的には病気もしないので内服薬は正露丸があれば大丈夫。
 タオルと石鹸は別の袋に小分けし、いつでも温泉に入れるように。また、テント設営などをしているとどうしても指先が汚れてしまうので、ネイルブラシも必需品。
 ティッシュはトイレットペーパーをつぶしておくと、収納性も良く、必要な分だけ使えるので経済的。

■ 洗濯用品
 洗濯石鹸と洗濯バサミでキャンプ場などでは手洗いができるように。また、コインランドリーで洗濯する場合でも粉洗剤を別に用意しておいた方が経済的なので、ビニール袋に入れ替え準備しておく。

■ 電化製品
 ラジオは単三電池使用のAM/FMが受信できるタイプ。
 テレビは2.3インチ液晶モニター。アルカリ乾電池4本で4.5時間視聴可能なので、毎日ニュースを見るくらいがちょうどいいのかも。
 電池は切らすことのないように、アルカリの単三、単四を常に10本以上携帯。

■ 衣類
 冬場は少なめだったが、今回はTシャツ、下着とも一週間分以上準備しておく。収納は圧縮袋でコンパクトに、ってのはもう常識ですな。

■ キーホルダー
 小刀からドライバーまで揃った十徳キーホルダーは、いろんな場面で利用価値があり重宝している。
 ライトはLEDを使用した小型のものだが、やはり持ってると何かと便利。
 電子マップメジャーは地図上の距離を測れるだけでなく、コンパスや時計・計算・温度計機能なども付いてるのであると何かと役に立つ。

■ 地図
 ライダーには定番中の定番、ツーリングマップル2003年版1〜7まで。その他、ZIPANGU MAP、0円マップなど雑誌の付録も携帯。

■ ノート・手帳
 日記下書き用のノートは、常にパソコンのバッテリーとの戦いを強いられるライダーには必需品。
 あらゆることをメモする手帳も欠かせないもので、いつでも取り出せられるようウェストバッグに収納してある。日記下書きの更に下書き用の手帳と言ったところで、これが無いとこれまた旅ができない。

■ 名刺
 旅先で配布するために制作したサイトアピール用の名刺。100枚印刷したので全部配り終えるのも目的のひとつ。

■ 看板
 荷物の後ろに背負う看板。ルートと最先端の到達日を表記して旅の行程が一目で分かるように。口で説明するより興味を持ってくれそう。

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